「BlueSpider」はIaaS型のクラウドコンピューティングサービスに分類されます。IaaSはHaaS(Hardware as a Service)とも呼ばれます。コンピュータが稼働するために必要なITリソースをネットワークを介して提供するサービスです。
仮想化されたサーバやPCなどの仮想マシンにストレージやネットワーク環境を加え、コンピューティング基盤全体をサービスとして提供します。柔軟なシステム設計とさまざまな用途で使用することができるという特長があります。
厳しい環境でも高いパフォーマンスを維持できること。
クラウドサービスは、ストレージと帯域幅を複数の利用者に横断的に割り振っています。つまり、ある利用者の大量リクエストによりシステムを独占してしまえば、他の利用者はアクセスしにくくなる可能性があります。よって、これからのクラウドサービスのストレージの帯域幅には、より厳しいパフォーマンスが求められています。
自然災害、システム障害、情報漏洩に対して対策がとられていること。
災害に対するデータの保全性、システム基盤に障害が発生した場合の業務の継続性、また、クラウドサービスは、複数の利用者でリソースを共有するため、これに配慮した情報漏えいなどの対策が具体的にとられていることが求められます。
環境の構築から運用まで、トータルでサポートができること。
従来のIaaS型クラウドサービスでは、利用者自身がOS、ミドルウェアの設定、運用などを行うため、システム構築に関する知識が必要になり、専門技術者の確保や外部へ委託する必要がありました。
これからのクラウドサービスは、サービス提供者によるトータルサポートの提供が求めれています。
ネットワーク・サーバ・ストレージなど、すべてを冗長化することで信頼性を高め、仮想化基盤の機能であるライブマイグレーションやクラスタリングによる High Availability 構成、ストレージ間の筐体間同期ミラーリングなどの技術を組み合わせて利用することで、目標稼働率99.998%を実現!高い信頼性を保ちます。また、2つのデータセンターを利用したディザスタリカバリサ対策も可能です。
一部の設備が故障しても、安全に継続してシステムを利用できます。稼働率99.998%を実現!
総合結果Unixbenchでのパフォーマンス調査結果
BlueSpiderは基幹系システムで稼働することを想定しているインフラだからこそ、ボトルネックになりがちなDISKのI/O含めすべてにおいて高速化した構成になっております。
より厳しいパフォーマンスが求められる場面で活躍します。
相対比較BlueSpider性能(所要時間)を100とした場合
一般的にはデータベースサーバーのクラウド化は不向きと言われていますが、BlueSpiderなら高負荷のデータベースサーバーでもクラウド化が実現可能です。
BlueSpideはクラウドサービスの運用をトータルサポートするマネージド型クラウドサービスです。運用サービスを含めてのご提供になりますので、セルフ型のクラウドサービスのように専門のテクニカルスタッフを用意する必要はありません。
運用サービスはNSWの自社データセンターにより運営されており、24時間365日の監視体制に加え、ナレッジを集積したテクニカルサポート体制により、クラウド環境の監視、リソース設定、追加などのクラウド運用作業を安心してお任せ頂けるトータルサポートサービスをご提供いたします。
初めてクラウド環境を使われるお客様でも安心してご利用頂けます。
サポート体制
BlueSpiderでは他のクラウドサービスも含めた運用サポートを提供しています。突発的に処理量が増加する業務用に安価な商用クラウドサービスを組み合わせることで、コスト面だけでなく処理の効率化を実現することも可能です。Amazon Web Servicesをはじめ、さまざまなパブリッククラウドサービスと連携可能です。詳しくはお問い合わせください。
突発的な大量のアクセスに耐えるインフラクラウドであっても重要な情報を守れるインフラ
BlueSpiderは、地震に強い立地/構造基盤、万全の防災設備、自家発電装置を含む安心の電源設備、強固なセキュリティ管理など、高い信頼性を誇る自社国内データセンターで運営されております。
長年のアウトソーシングサービスのノウハウを生かした高品質なサービスをご提供いたします。
※その他、多数のお客様にご利用頂いております。上記一覧は掲載の確認を頂いているお客様となります。(順不同)